楽天アンリミットの本当のところ(2020年8月から利用)

レビュー
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最近は格安SIMとかMVNOとか普通に聞くようになってきたけど、楽天アンリミットを普通に使ってる身として今更ながら個人的なレビューをしたいと思います。

実際の支払い状況はこんな感じの低額です。楽天Linkは音声品質悪いですが、歌声聞かせるわけではないし無料なら十分でしょう!

結論から

おそらくサービスとして最強なのは光回線を自宅に引く、docomo,au,softbankと契約する。ということです。
4k動画など視聴するから100Mbpsは最低出ないと許せない、毎日linuxのイメージを落とす、スキルマーケットを利用して日々動画編集を生業としている人は向いていないと思います。
高画質を要求しないyoutuberや高画質で動画をアップロードしない人はどちらとも言えません。

以下の人はおすすめです。

  • 一人暮らし
  • 学生
  • 転勤族
  • そこまで速度が必要なくたくさん通信する人
  • 街中に住んでいる

ただ、万人にお勧めするには条件があって、本回線を別でdocomo,au,softbankのメインキャリアに限りなく近い回線を一つ契約することを強くお勧めします。
理由は楽天だと緊急時に連絡が取れない可能性があるからです。(理由は後程)

自分は楽天とpovo利用してますが、povoは”ほぼ”0円です。
なんで”ほぼ”というかというと、契約した当時に1ヶ月課金すると9月末まで10回分の24時間データ使い放題がついたからです。
6月から契約してますが、まだ2回しか使ってません。

現在1ヶ月の通信費ですが3000円台(ミスって音声通話したりするので200円くらいの誤差は出ます)しか払ってません。

ちなみに以前はWiMAX2(5000円)とmineo(1000円)、au(1500円)で7500円くらい払ってました。
*さらにWiMAX2はすぐに制限かかって使いづらかったです。

*参考までに実家は戸建てなのでインターネット回線+固定電話(とオプション)で5500円くらいです。

8月1日から8月25日までで161GB通信してます。自宅の固定回線の代わり兼、日常使いなのでこんなもの。WindowsOSやMacOSのアップデートも利用してます。月末までに200GBいくでしょう。

通信可能エリアと電波状況

通信エリアは以下から確認することができます。

通信・エリア | 楽天モバイル
楽天モバイルの通信エリア(4G・5Gの電波状況)を、地図や住所検索で簡単にご確認いただけます。あなたの住む街でも快適に。

人口カバー率ということで、人口の多いところをカバーすれば自然とカバー率が上がるという数字マジック。悪い意味ではなく、投資の仕方(アンテナの建て方)として理に適っています

一番の懸案事項である通信速度と安定性について書きたいと思います。

楽天モバイルはband3の1.7Ghz(1700Mhz)のみです。
そしてよく言われるプラチナバンドは800Mhz
数字スペック上、1700Mhzの方が上ですがそこに問題があります。
それは、この数字が上がることにつれ、通信速度は速くなるけど建物の中で受信しにくく、基地局から遠いほど電波が悪い(アンテナが立たない)こと。
逆にこの数字が減ると、通信速度は遅くなるけど建物の中で受信しやすくなり、基地局から遠くても電波が繋がる(アンテナが立つ)こと。

docomoやSoftbankなどは2Gや3G,4Gに5Gと継続してやってきたので下から上まで揃ってますが、新規参入する業者はそれが困難(効率的な基地局を作ろうにも既に取られてる)ということで楽天はband3のみ。

これが建物の中で繋がりにくい理由ですね。

では通信できる状況が揃ったらどうか?


答えは普通に使えます。

なので、アパートやマンションで外がひらけていれば普通に通信できます(*高所は逆に電波が届かない場合あり)し、利用者が少なければ快適に利用できます。ぶっちゃけ、他のキャリアとなんら遜色はなく、通信量無制限というメリットが活かされます。

逆に大型ショッピングセンターの中や山間部、海上は基地局から遠かったりするので厳しくなりますね。

そのため、一人暮らしで主に自宅でネットを使う人や、都心部でしか活動しない人、そこまで速度が必要なくたくさん通信する人には最高のキャリアとなります。

通信速度も関係してきますが、1日で20GB(アップデートした日)もあります。日によって使い方はまちまちですが、テレビがないのでabemaやプライムビデオ使ったりしてます。まれに電波が悪い時がありますが、ネットゲームやったりして普通に使えてます。ベンチマークでは上り15Mbps、下り19Mbpsとか出ますが、あくまでも楽天モバイルの参考値。調子良ければ24時間中20Mbps、平均5Mbps、混雑時は3Mbps出てます(アンドロイドの通信速度モニタリング)。体感ですが雨での減衰は少なそうです。

これから契約する人

Rakuten UN-LIMIT VII(料金プラン) | 楽天モバイル

アフィリでもなんでもなくただのリンクです。

買うときはDSDVの機種2台持ちが良いでしょう。Oppoの安いやつでも。band3対応の持ってるものがあればそれでも良いですがDSDVがあると何かと便利かなぁ。(auの回線間借りも利用できますが、個人的にはあてにできないかな・・契約終了していってる場所もあるし。)
理由としては通話回線とネットワーク回線を分けるため。
通話の割合によって変わりますが、povo(mineoやYモバイルでもいい)と楽天の通話とネットワーク回線をそれぞれ割り当てます
屋内でどうしてもつなぎたいけど楽天の電波が悪い時にはpovoに切り替えるなど運用する力が求められますが、月額他社の半額なので諦めましょう。

あと何でpovo押しかというと楽天とバンド帯が似ているから。(DとSはW-CDMAとaはCDMA2000と通信方式が違う)

楽天からの申し込みは案外早く、解約するときは即時解約されます(請求締日は微妙な日付でしたので、各自お調べください)
自分はOPPO A5 2020を使ってます。当時実質タダでした。若干動作が遅いですが、Wi-Fiルーターとしては優秀。はっきり言ってテザリング状態で一日余裕、二日目の昼まで行けます。

(厳密にはサブスマホとしてルーターがわり。サブに楽天、メインにpovo挿して2画面で運用してます。前からやってますが、電話しながらメモ取れるし個人的にはこれで。楽天スマホ忘れてもメインのpovoで生きていける)

一昔前のモバイルWiFiとか普通のスマホだと半日でバッテリー無くなりますが、こいつは優秀。
CPU(スマホの頭脳)が遅く(バッテリあまり使わない)画面解像度が低く、バッテリ容量が多い恩恵です。

最近は高性能CPU(ぶっちゃけSoCですがCPUにしときます)とか4Kとか上を求めてますが、要所要所で使い分けが必要。

ぶっちゃけ、後悔は全くしてません。むしろ乗り変えてよかった!

当初うたっていた0円では無くなりましたが、条件に当てはまる人はこれから契約しても後悔しないでしょう。