2013年にこの冷温庫を購入しました。
自分が小さい頃、バブルの時代に父親の乗っている車には冷温庫(製氷可能)、ポット、空気清浄機、電動カーテン、エアサス、カラオケ、空気清浄機、前と後ろの通話用マイク、衛星電話といたれりつくせりな感じでした。
コンビニもそこまで多くなく、24時間営業なんてもってのほか。そんな時代に冷蔵庫のついた車に乗っていたので、やはり車には冷温庫が欲しい。
平成の真ん中はペルチェ方式の冷温庫はあってもコンプレッサー方式の冷温庫はあまりない。ペルチェ方式は消費電力の割に冷えず、冷えるにも時間がかかりと見掛け倒し。
そこで本格的なものを探した結果このENGELのMHD14F-Dという冷温庫を購入。
冷蔵をすればあっという間に冷え、保温をすれば時間が経っても肉まんがほかほかというナイスな商品。
そんなENGEL MHD14-Fのレビューを今更ながらしたいと思います。
ちなみにこのENGELですが名前を聞いたことがない人が多いと思うけど、船舶やキャンピングカーにも搭載されている実績があります。
TOYOTAの会社名をつけたENGEL製品なんてOEM製造もしてたくらいなんですよ。
冷蔵冷凍保温機能のMHD14Fと冷蔵冷凍のMD14Fの2種類あるのが曲者ですね
外観チェック・付属品
それでは外観などチェックしていきましょう
大きさ(奥行きx幅x高さ) | 284x422x398 |
庫内寸法 | 190x348x218 |
重量 | 11.5kg |
容量 | 14L |
消費電力 | 12V2.8A(2.5A) 34W(実測でもこれくらい) |
設定温度 | -18℃〜55℃(ダイヤル式) |
操作パネル(?)もケーブル差し込み口も全部一箇所です。冷蔵、保温、強弱も同じ。
運転しながらいじるには(そんな人はいませんが)とても触りづらい場所にあります。代わりに後部座席開けたら横からすぐにアクセスできるメリットはあります。
そして、一元管理は設計する人からすれば気持ちいいものです。(*個人差あり)
このENGEL MHD14F-Dの人的に素晴らしいと思うのは操作パネルや付属しているケーブルの長さもそうですが、製品の下部にコンプレッサーが配置してあること。重量物が下にあるということは揺れなどに強く安定性に長けている。そして、通常の冷蔵庫もコンプレッサーは下にあります。
正直小さな取り出し口は・・自分は使いません。
ベルトもありますが、基本車載なので使ってません。持ち運ぶときは横の金具持ったりしたから持ったりしてます。重いし肩からかつげない。
庫内の広さ
500mlペットボトルを立てようにもたてれず、横にしようものなら全部で6本くらいしか入らないという微妙なサイズ。
きっと350mlの缶のために作られたのであろう・・。
立てられないっていうのも誤解があって小さな取り出し口のない場所なら立てて入れれます。でも2本だけ。
サイトにもよるけど3×5の15本入るらしい。それでも7500ml(7.5L)だから14Lなんて夢のまた夢。
冷蔵庫やクーラーボックスなんてこんなものですよ!(笑)
ちなみに小窓のない側半分がよく冷えます。
使用感
小さいこともあってあっという間に冷えるので性能は文句なし。小型車にも最適な大きさ。がしかし、ペットボトルがたてて入らないのは致命的。
蓋を薄く作り直そうかなぁと思ってましたが、電源の取れない環境に対応するためにとうとうHiKOKIのUL18DBを購入しました。
レビューについては下の記事へ
HiKOKI UL18DBレビュー!発売後1年経った今改めてその良さを紹介する!
2022.08.14
クーラーボックスか冷蔵庫か。その選択は置いといて、今回改めてHiKOKI UL18DBのレビューをします。
まとめ
13年から約10年間苦楽を共にしてきました。時に保温を、時に冷凍、室内用の冷蔵庫がわりにとなかなかに活躍。積みっぱなしでもそこまで邪魔にならず、使いたい時にさっと使える小回りが効くやつ。それに30W(3A以下)は優秀です。シートヒーター使いながら冷蔵庫動かしたり、携帯充電器使ったりと気にせず使ってきました。それに日本製(当時はドメティック(独)が競合)で実績があり丈夫と最強。小さくてよく冷える冷温庫を求めてる人には今でも最適なんじゃないかな?